当画廊では、現代作家の個展及び当画廊コレクション展を企画開催しています。
- 展覧会:マツモトヨーコ絵画展 -日々のかけら-
展覧会「マツモトヨーコ絵画展 -日々のかけらー」を開催いたします。

「冬の花火」 期間
2025年11月20日(木)~ 12月6日(土)
11:00~18:00
日曜日 休廊
*展覧会期中の月曜日と24日祝日は開廊します。内容
画家・イラストレーターとして活躍するマツモトヨーコの新作展を開催いたします。
マツモトの作品は日常の風景にある静物や花など身近にあるものを描き、鑑賞者に感情の記憶や思いを呼び覚ますきっかけを与え、人物の不在を描くことでそこに居るはずの人物の気配やぬくもりを感じさせます。
なんでもない日々の中にこそ幸せなもの、大切なものがあると感じながら制作された作品をぜひご覧ください。
今回の展覧会でも毎回好評のミニ額も展示いたします。 - 展覧会:長谷川双葉 彫刻展 -本日の空もよう心もよう-
展覧会「長谷川双葉 彫刻展 ー本日の空もよう心もようー」を開催いたします。

期間
2025年10月24日(金)~ 11月8日(土)
11:00~18:00
日曜・月曜・祝日休廊内容
ニューヨークで彫刻を学び、長きにわたって石彫を制作してきた長谷川双葉が今回の展覧会では木彫作品を初めて発表いたします。
カラフルな色彩、個々の特性を生かしたさまざまな造形作品を15点展示予定です。
ぜひ ご高覧ください。作家ステートメント
五感の蓄積から得られる感覚は既に肉化された沈黙の知識だ。
そこに交錯する喜怒哀楽、これらを制御する理性、未知の領域に挑もうとする思考、その為に再び五感を研ぎ澄まさねばならない。
感覚は生まれ育った国や環境、慣習の違いに大きく左右される。
つまるところ全ての人が異なった感覚を持っているのだ。何と身近な宇宙だろう。
今回のテーマはこの沈黙の知識が生む一瞬の心象を形にする事、深海の生物が発するわずかな光を焼き付けるように。
それは思考の前段階である感覚から他者の感覚に直接触れようとする試みだ。
先史から続く五感の蓄積は私にこう告げているようだ。
「儚いけれど華やぐ命、人間は生きているだけで楽しいものなんだよ」と。
本展が誰かの微笑みと共にその琴線に、五感に触れる事を願ってやまない。長谷川双葉
